娘と同じクラスの子のお母さんで、以前から、お肌がツルツルでかわいいなぁ〜と思っている人がいたのですが、やはり同じふうに思っているお母さんがいたようで、父母会の日、その人に話しかけていました。
「ねぇ、山本さん(仮名)、もしかしてすんごく若いんじゃなぁい〜?」
すると、そのへんにいたお母さんたちが、一斉に話に加わってきました。
さすが、みんな年齢の話となると興味津々ですな。
「そうそう。私も若いんじゃないかな〜と思ってた!」
「お肌なんかシワひとつ無いもんね」
「何歳か聞いてもいい?」
ここで「そんなことないですよ〜」と答えると反感買うと思ったのか、それとも別に隠す理由などないと思ったのか、山本さんはあっさり 「うん、皆さんより若いと思います」 と答えました。
「えーと、ハタチで生んだとして、今35〜6って感じじゃない?」
先ほど話しかけた小沢さん(仮名)が言いました。
山本さんが「さあ、どうでしょう・・・」とお茶を濁していると、みんなで推理合戦が始まりました。
「40はイッてないわよねぇ〜」
「何歳で山本クンを生んだの?」
「今までもクラスのお母さんの中じゃ若いほうじゃなかった?」
と、矢継ぎ早の質問。
私も、干支の話題で攻めようかな〜などと考えていたのですが、『中学校のとき自分より3つ下のお母さんがいた』との証言から、小沢さんの目が素早く山本さんにロックオン!キラーンと輝いたぁぁぁ!
「そのヒト16で生んだのよ!だから山本さんは19で生んだんだわ!だから35よっ!35ね!」
大きな声で自信満々に語る小沢さん。
彼女の「脳内計算機」がものすごい速度で回転するのを、ビックラこきながら見ていた私は、その演算処理能力にも舌を巻くのでした。
山本さんは、小沢さんの推理通り35歳でした。
「うっわ〜、若い!」
「やっぱりそうよねぇ〜」
「見た目は正直〜」
口々に驚嘆の声を漏らすお母さんたち。
普通、誰かが年齢を打ち明けると、渋々ながらも暴露大会が始まるもんですが、さすがにみんな貝になっています。
たぶんその場にいた人たちは、私も含めて、山本さんとはひと回り近く離れていたに違いありません。
「確か下に小学生のお子さんがいるって言ってたよね〜」
突然話が下の子のことになりました。
「小6だったっけ?」
なぜかイヤ〜な予感がしました。
「確かよよよさんちのお子さんも、6年生だったわよね?」
(えっ、なぜこの場でウチを引き合いに出す!?)
とも言えないので、
「ウチは年取ってからの子だから・・・」
と笑ってはぐらかしましたが、山本さんが19で出産したとき、私はとっくに30過ぎてたんだな。
いつもは年齢を公表することが苦にならない私ですが、さすがにこの場で言う勇気はありませんでした。
まあそれ以前に、誰も私の年なんて興味ないでしょうが。
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