3年生が部活を引退し、先輩たちの持ち物を後輩たちで譲り受けることになり、えのさんも大好きなM先輩からエナメルのスポーツバッグをもらうことになりました。
M先輩のスポーツバッグといっても、もとから彼のではありません。
M先輩が1年生の時に当時の3年生から受け継いだもので、そのときの3年生もまた1年生の時に3年生から受け継いだもの。
こうやって代々後輩に受け継いでいく慣習になっているようです。
そして先週末、念願叶って手に入れて、帰宅するなり私に見せてくれたえのさん。
「ホラ〜、いっぱい入るよ!」と私に手渡した瞬間、
ブホッブホッ・・・ブホホッ・・・
あまりのカビ臭さと埃臭さに咳込んでしまいました。
ああこれは、大昔に泊まった恐ろしく料理のマズい安民宿の押入れを開けたときに漂ってきたニホヒと同じニホヒだっ!
もしくは、体育館のマットのニホヒか、年季の入ったスニーカーのニホヒか、雑巾のニホヒか・・・
バッグの中を覗き込むと砂埃や綿埃のほか、お菓子の包み紙やナゾのビニールくずなど、いろんなものが入っていました。
しかも、中のひとつ、くちゃくちゃになった紙ゴミを広げてみると、なんとM先輩が二年生の頃に受けた一斉テストの結果が・・・しかも、360人中336位という見事な成績。
「きっと親にも見せられず、スポバに突っ込んだまま忘れちゃったんだろうね」
「うん・・・」
この紙片、本人に返すべきかどうか親子会議を開いたのですが、結局返さないほうがいいだろうということに。
現在透明袋に入れ、えのさんの部屋のコルクボードに貼ってあります。M先輩と並んで撮った写真と一緒に。(キヒヒ)
「それにしても、後輩にあげるんだから、ちょっとくらい中をキレイにしてくれてもいいのにねぇ〜」
「いや、そこがまた先輩らしくていいんだよ〜」
と、M先輩をかばうえのさん。
とにかく、中も外もあまりに汚くカビ臭いので、掃除することにしました。
ハイターを薄めた雑巾で拭いて(液が緑色になりました・・・)、現在天日干しにしています。
あとは内側のカビの黒いボツボツが豹柄のようになっているので、総裏地をつけて隠すつもり。
昨日は暑い中、一日中ミシン掛け頑張りました。
そして、仕上げにファブリーズでもしとけば、とりあえずなんとかなるでしょう。
と思って干してあるバッグを嗅いでみたら、まだカビくさ〜!(涙)
このように、歴代の先輩の汗と涙でカビカビになったエナメルのスポーツバッグ、また2年後、今度はえのさんの汗と涙と鼻汁でカビカビになったものが、後輩の手に受け継がれていくのかと思うと、青春っていいなぁ〜!若いって素敵だなぁ〜!と思ったりするわけです。
超クッサイけどね!


よよよ姐サンと申します。


